vol.17 ＜地震＞【カウンセラー Web制作 広告宣伝 介護相談 クルウプランニングへ】
【体験記録】
3年前の今日
その時の私の体験をお話します。
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当時私は通勤途中でした。
会社最寄り駅から会社まで歩いている時に地震が発生しました。
（7:55に最寄り駅着、あと少し早ければ電車内で待機状態でした）
職場まであと200ｍの所で、
「ド～ン」と地鳴りがして地面から膝に突き上げる衝撃がありました。
一瞬何が起きたのか理解できませんでしたが、
近くのマンションからキャー！！と悲鳴と地震や！の声が聞こえました。
周囲の安全を確認し、一旦落ち着くまでその場でしゃがみ待機、そして急いで職場へ。
会社では職員全員が利用者の対応に動いていました。
私の部署では上司の指示で利用者全員の安否確認をすることになりました。
「独居者or老世帯」を優先に電話連絡→家族報告。（家族が訪問不可なら訪問）
「同居者」→電話連絡。
電話に出ることが困難な利用者は真っ先に訪問しました。
独居の人は電話に出てくれたら一安心ですが、自分の目で確認しないと不安です。
特に認知症がある独居利用者は最優先で行動しました。
【タンスが枕元へ】
マンション10階に住む独居の人、軽度な認知症があり安否確認が必要です。
家族に電話しましたが、すぐには行けないとの事で私が訪問することにしました。
マンションに着くとエレベーターが停止しているため階段で10階へ。（汗）
インターホンを押すとドアをあけてくれました。（一安心）
そして中に入りガスや火の確認
居室は食器や物の大きな散乱はなく何事もなかったように見えたのですが、
寝室に入ると・・・
大きなタンスが布団の上にひっくり返っていました！！
本人は起きており大丈夫との事でしたが、念のため体を確認しました。
8時前に地震発生だったので、本人は起床し朝食していた様子です。
寝ていたら頭にタンスが落下していました（恐）
家族が訪問後、私も再度訪問し状況報告と一緒にタンスを移動させました。
※エレベーターは停止中、階段昇降。（翌日に復旧しました）
【独居or老世帯】（家族が遠方で当日訪問不可）
散乱した部屋の片づけ、ヘルパーに臨時訪問してもらうが、
時間や内容の制限があるため全ては不可、できないことをサポート。
【全利用者】
利用者や家族へ電話連絡
サービス調整（デイ・訪問看護/介護）
※デイ休みやエレベーター停止で生活に支障がでている利用者の対応。
サービス事業所で対応できないことを支援。
当日中に担当者44人全員の安否確認完了、
事業所全利用者の安否確認完了ができました。
事業所内では幸いにも大きな事故がありませんでした。
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【当日状況記録】
マンション高層階の人は揺れも大きく物が散乱していました。
地域のマンションはほぼエレベーター停止で上層階の高齢者は外出できない状態。
（翌日には復旧）私はおよそ200階建てのビル相当分を階段昇降・・・。
コンビニへ入るとパンやおにぎり、カップ麺コーナーは空、
（近隣店舗全て）スーパーも食料品は完売でレジは長蛇の列、
その日の昼食は残りわずかなスナック菓子とドリンク剤でした。
（あるだけでもよかったです）
交通機関は止まっています、自宅に帰れません。
社用車で帰宅する許可が出る、私の運転で同じ方面の社員3人を自宅まで送りました。
＜まとめ＞
災害時の対応、行動マニュアルの見直し、定期的な訓練が必要であると思いました。
また、イレギュラー時は特に制限に縛られない個人としての判断や行動は大切で
あると感じました。と同時に何でも許可がいることにはがゆさも感じました。
＜架け橋がミッション＞
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