<vol.14> 事故 【介護相談 コーチング Web制作はクルウプランニングへ】
担当して2か月で終了となったケース
ご夫婦で担当(夫:要介護3/妻:要介護1)
家族と同居→家族は仕事で日中は夫婦のみ
近所に親戚がいるので適宜支援あり
夫は呼吸器疾患
妻は認知症(軽度)
担当機関は2か月!
数年は担当すると思っていましたが・・
インテークは夫婦と家族で行い本人家族の意向や支援内容について話しました。
ご夫婦は口数が少なく簡単な質問には答える程度で希望は特になし、
主に家族の希望を聞きサービスプランを検討しました。
夫は呼吸器に疾患があり、長時間の動作(基本的に安静)に
制限あり横になって生活することが多かったです。
歩行は不安定で外出はできませんが、屋内は伝え歩き可能でトイレは
自立していました。
妻は軽度の認知症以外は疾患なく日常生活は特に支障がありませんでした。
介護サービスは「訪問介護」導入になりました。
夫:身体保清(入浴or清拭)
妻:自立支援
日中は夫婦のみですが、近所に親戚がいて支援も適度にある状態でした。
担当して1か月弱、夫の病状が悪化し入院になりました。
そして入院してわずか1週間位でお亡くなりになりました。
妻は夫の死で認知症の進行や精神的な影響も出るようになり、
日常生活に少しずつ支障が出るようになりました。
家族より、最近頭や身体が洗えていないとの事で入浴介助の希望あり追加をしました。自立支援は継続で訪問回数を増加しました。ヘルパーない日は親戚が支援し、
なるべく一人の時間がないように、本人の不安が軽減できるようにしました。
入浴介助でヘルパーが入る初日の朝、新しいサービスの追加ということで、
親戚は朝に一本の電話を入れました。
「今日はヘルパーさんがお風呂に入れてくれる日です15:00にへるぱーさんが来ますよ」
親戚は昼食や入浴準備で昼に自宅訪問しました。
自宅に着いたが本人の姿が見えない、名前を呼んでも返答なし、
居室寝室トイレにいない。
そして浴室に行くと・・・
本人は浴槽内へ沈んでいました。
夫がなくなって2週間後のことでありました。
真相はわかりませんが、「ヘルパーさんが来る」「お風呂」のワードが頭にあり、ヘルパーさんが来るからお風呂に入っておかないと・・とでも受け取ったかもしれません。
私はやるべきことがあったので?
やらないといけないことがあったのでは?
と自問自答しました。
本人が理解できるように何度も何度も説明するべきであったのでは?
当日の朝昼に電話をかけ待機しとくように促すべきであったのでは?
今でもとても悔やんでいます。
私の心に刻まれている死に直面した体験でした。
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