vol.22 ＜嫁姑問題＞【カウンセラー Web制作 広告宣伝 介護相談 クルウプランニングへ】
子供（息子）はいくつになってもかわいい
嫁は悪者？
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利用者（要介護1）
息子夫婦と同居
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以前は一人暮らしをしていたが、高齢となり息子夫婦同居することになった。
同居するようになってからもの忘れが加速？
同居当初は問題なく3人で生活していましたが、ライフスタイルなどの違いでお互いが負担になってきたようです。
利用者はもの忘れや足腰が弱くなり歩行に影響がでてきたようです。
特に同居してからはもの忘れがひどくなったと
お聞きしました。
嫁は姑のために献身的に生活支援をされていましたが、
利用者（姑）は「嫁は何もしない、ほっとかれている」
と思っています。
息子が帰宅すると、嫁姑が息子に不満を言う毎日でした。
後にわかるのですが、利用者（姑）は、
息子が嫁と話している姿に嫉妬していたようです。
夫婦二人で話していると、私はのけものにされている、
悪口を言われていると思っていたようです。
そのためか徐々に嫁に攻撃（無視や嫁の悪態を息子に言う）
するようになったのです。
ここで視点を変えてみます
利用者（姑）は嫁に攻撃して自分の気持ちを
発散できていますが、嫁はどうでしょう？
どこで発散していますか？
・・・どこにもないのです。
息子は嫁の話は聞くけど、
母は認知症だからとすますだけです。
嫁の気持ちを共感し見方になっていればよいのですが、
嫁は夫が中立より母親の味方になっていると捉えています。
※こういうことが虐待につながると考えます。
（今は愛と理性が勝っていますが）
介護者の不満やストレスが継続すると虐待に繋がる可能性が高いです！
私は、嫁さんにお話しませんか？
利用者について改善方法や認知症についてお話したいと提案しました。
（利用者のことではなく、嫁の思いを聞くのが狙いです）
自宅は利用者が在宅しているため事務所でお話を聞きました。
利用者の現状からヒアリングし徐々に核心に触れて利用者の不満、夫の不満、全て吐き出してもらいました。
私は傾聴に専念し嫁さんのやっていることや考えに共感しました。
全てを吐き出してすっきりしたようで、最後はがんばりますと言っていました。
2時間にも及ぶ面談でした、最後に一言だけ私の助言と情報提供
（「サ高住」サービス付き高齢者向け住宅）をしました。
その後息子から連絡あり、以前と同じような生活に戻ることを
希望され「サ高住」を選択されました。
サ高住の説明や施設の検索からサポートしました。
施設利用の不安もあることから入居後も担当継続しました。
数か月後、施設やスタッフにも慣れ生活継続できそうとの事で、
施設内の居宅ケアマネジャーに担当を引継ぎ終了しました。
高齢者、介護者、双方にとって
ライフスタイルを変えることは容易ではありません。
「同居はよいこと」「同居はすばらしい」
→ほんとにそうなの？
同居により、利用者の負担が増したり家族関係が
悪くなることもあります。
離れて暮らすほうが幸せなこともあります。
もちろん同居が幸せであることもあります。
要は、全てが選択です。
どれがいいのか合うのかは、やってみないとわからないこともあります。
しかしながら選択するうえで、予測や選択肢を増やすことは大切です。
そのお手伝いを私「クルウプランニング」はしています。
私の体験や事例を参考に視野や考え方を広くし、
いい選択ができるように準備してはいかがでしょうか？
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架け橋がミッション
介護に対する不安や悩みはご相談ください、些細な疑問でもかまいません。
元ケアマネジャーの私にご相談いただければ、経験や持論を含めお答えし情報提供をします。関係機関への初回相談、サービス業者の選び方も助言致します。ご希望であれば台本（マニュアル）を作成します。
現在介護サービスをご利用の人は、今の介護担当者以外の意見を聞いてみたいなどの‘‘セカンドオピニオン‘‘としてもご活用いただけます。
詳しくはホームページをご参照ください。
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