vol.24 <恐怖体験> 【カウンセラー Web制作 広告宣伝 介護相談 クルウプランニングへ】
アルコール依存で精神疾患のある利用者に定期的に訪問していました。
いつもは穏やかで私に優しくニコニコ話をしてくれる人でした。
週に1回、生活支援で身の回りのことをお手伝いしていました。
いつもねぎらいの言葉をかけてくれていました。
担当して半年、いつもの曜日時間に訪問しドアをノックしても応答がありません。
電気がついているので在宅しています。
倒れている?
そんな心配もあり、何度もドアをノックし名前を叫びました。
1分3分5分、でてきません。
しかし気配は感じましたので続けます。
しばらくしてドアがあきました。
「なんや~」「うるさいの~」
手に金槌を持って振りかかってくる態度で出てきました。
私はすぐに距離をとり逃げれる体制を取りました。
説明は通じないと判断し、すぐに謝罪し撤収しました。
初めて見る姿に驚き、豹変することに病気の怖さを痛感しました。
顔が赤かったのでお酒飲んでいたのでしょう、
訪問日にお酒は飲んだ姿を見たことがありません。
何かあったのか心配でした。
次の日に電話で様子を確認することにしました。
電話すると昨日のことは覚えていませんでした。
次回の訪問のお約束をして電話を切りました。
次の訪問、ドキドキで訪問しました。
インターホンを押し、なぜか身構えていました。
いつものように明るい優しい声でドアをあけてくれ問題ありませんでした。
自宅内は、缶ビールや日本酒を飲んだ形跡がありました。
最近飲む回数や量が増えているとの事でした。
しばらくは通常の穏やか状態でしたが、1か月後訪問した時に本人から、黒い便が出るようになったと・・。
上司に報告し受診予約、翌日受診することになりました。
受診当日はバスに乗り病院まで付き添いました。
検査後⇒そのまま入院となりました。
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