<vol.6>祖母の介護生活:認知症(中期)※施設生活中編 【介護相談 コーチング Web制作はクルウプランニングへ】
今回も引き続き私の家族介護の体験であり、
介護方法や方針は様々であり私個人の感想や持論ですのでご了承ください。
<祖母情報>
介護度:要支援2
住居:ケアハウス
身体:見守り一部介助
主介護者:長男夫婦(私の父母)
副介護者:(次男夫婦)
家族のかかわり:週2回以上来所し洗濯や生活用品の補充。
<当時の背景>
「介護士の虐待」「施設の不祥事」「施設環境」
介護職員が利用者に対し暴言を吐いたり暴力している様子が隠し撮りされNewsによくでていた頃です。施設側の問題がよくメディアに取りあげられていました。
その影響もあったのかなかったのか・・・
前回の事件からしばらくは祖母と家族の関係に少し溝ができましたが、
職員さんのサポートがあり徐々に関係も戻ってきました。
と同時に、認知症もゆっくりとですが進行しています。
話すことも乱雑になり記憶も部分的に飛んでかみ合わないことも
みられるようになりました。
また個室から出ることは少なくなり、職員さんがフロアへ促しても
断るようにもなりました。
あまり部屋から出ないので歩行も不安定になってきました。
独歩ができるように杖を試してみましたが、ただ持つだけで使い方がわかりません。
食事でフロアに出る時は職員さんの見守りや一部介助が必要になりました。
身体的な疾患はなく検査をしても異常なし健康で食欲もあり元気です。
このころから認知症の症状で見られるようになったのが「作話」や「妄想」です。
自分を美徳化し、かまってもらいたい、心配されたいような言動を取るように
なりました。
そして一番お世話になっている職員さんへの態度が変わってきました。
面会に来た父母に、職員さんの不満を言うようになったのです。
→(部屋にずっといる、外に出たいと言っても出してくれない。
呼んでも来てくれない。雑に扱われるなど)
家族は初め傾聴し受け止めていましたが、毎回来るたびに言うことや
時折強い口調になり涙ぐむ表情をするようになったのです。
その姿を見た家族は不安になり、祖母の言っていることはほんとなんかな~
と思うようにもなったのです。
しかし私の母と次男の嫁さんだけは、祖母は認知症であることを理解していることや
職員さんとコミュニケーションを取っているので、日常の祖母の様子や施設の
献身的な対応をわかっているので祖母の言うことを傾聴するだけでした。
ある日父だけが面会に行った時、いつものように祖母は訴えます。
父は自分の母親の訴えと言うことで感情が先走り、祖母の認知症の病気の認識が
欠けており、冷静な判断ができず事務所へ行ったのです。
「どうなっとるんじゃ!!」
祖母の訴えを全て信じ、感情まかせに怒鳴ったのです。
(冷静な言い方ならまだいいのですが・・)
改めて家族と施設側(介護職責任者と担当者)で話しあうことになりました。
職員さんは祖母の最近の様子(一日の行動記録)や事実を説明されました。
説明を受けた父は納得いかない表情でしたが、職員さんの丁重な説明や対応に
少し理解できたようで施設側の説明を受け入れました。
[私→父]
私が経験している認知症の行動について、事例を含め父に説明しました。
祖母の言動の信憑性や疑問に思ったことは、施設に問い合わせ事実を確認することを
伝え施設との付き合い方をアドバイスしました。
父もだいぶ理解できたようで、その後施設側に謝罪し終息しました。
その後は施設と家族の関係性も維持できました。
[まとめ]
今回の件はよくあるケースの一例です。
私も以前は老健施設にいたので、施設の事例でよくあったケースです。
全ケースではないですが、家族とサービス提供者(施設)のコミュニケーションが
できていれば防げるケースは多々ありました。
家族側は日頃の介護を施設に任せっきりではなく、施設の相談員さんに日女の様子を
聞いたり、家族でできることは率先し協力したり、施設側とコミュニケーションを
取っていくことをお勧めします。
[今後の展望]
今後の体験で施設の現状、執筆も計画しています。施設の現場では何が起きているのか、職員の質は?質の向上のためどんな教育がされているのかなど。
また詳しく聞きたい直接聞いて介護現場を知りたい人は、お問い合わせくだい。
これから施設利用を検討する人、介護サービスを利用する人に情報提供します。
<架け橋がミッション>
介護に対する不安や悩みはご相談ください、些細な疑問でもかまいません。
元ケアマネジャーの私にご相談いただければ、経験や持論を含めお答えし情報提供を
します。関係機関への初回相談、サービス業者の選び方も助言致します。
ご希望であれば台本(マニュアル)を作成します。現在介護サービスをご利用の人は、
今の介護担当者以外の意見を聞いてみたいなどの‘‘セカンドオピニオン‘‘としても
ご活用いただけます。
詳しくはホームページをご参照ください。
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