<vol.8>祖母の介護生活:認知症(後期)※施設生活現在編 【介護相談 コーチング Web制作はクルウプランニングへ】
今回は前回までの体験をもとに、私の思いや行動の深堀をします。
そして現在のことついてまとめます。
※介護方法や方針は様々であり、私個人の感想や持論ですのでご了承ください。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
<祖母情報>
介護度:要介護3
住居:ケアハウス
移動:一部介助(車いす)
主介護者:長男の嫁
副介護者:次男の嫁
家族のかかわり:週2回以上来所し洗濯や生活用品の補充。
食欲あり元気で健康です、検査結果も異状なし。
認知症の進行は後期にむかっているようで、感情の起伏はなくなってきました。
特に拒否や怒ったりしなくなりいつもニコニコ穏やかに生活しています。
今までのことが信じられないくらいに落ち着いています。
昨年よりコロナの影響により面会制限あります。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
私は2年前、母と施設へ祖母の面会にいきました。
実は、祖母の施設に行くのは初めてでした。
数年ぶりに会う祖母はどう過ごしているのか、私が行って混乱し生活に支障が
出るのではないかなど不安もあり緊張しました。
母からはもう家族が誰であるかわからない、
今は落ち着いて取り乱すことはなく誰とでも笑顔でお話しするとの事でした。
施設に入ると、職員さんは気持ちのよい挨拶をしてくれます、
私は祖母と母がお世話になっていますとお礼を言い祖母の部屋に行きました。
フロアに祖母はいました、祖母の前に行き顔を近づけると、
満面の笑みで「よくきたね~」と言って握手してきました。
しかしながら私が誰だかわかっていません。
ただ笑顔でよく来たね~を連呼し握手してくるのみでした。
認知症の初期~中期、家族介護で大変な時の祖母を見ていないので、
今の状態はなんとも感慨深かったです。
今は、日中フロアで過ごしているそうで、いつもニコニコ愛層のいい
おばあちゃんになっているとの事です。
『現在95歳』
年々認知症と身体機能の低下はありますが、大きな病気なく元気に生活しています。
本人、家族、施設、とてもいい三角関係です。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ところでなぜ、私は今まで面会にいかなかったのか?
父からは面会にいきなさいと言われていましたが行きませんでした。
それは私の考えや意向があったからです。(母には説明していました)
理由は二つあります。
一つは、私は県外在住で祖母とは日常的に会ってない存在です。
非日常的な人間が面会すると混乱したり、生活リズムが乱れたり
症状の悪化(安定→不安)のリスクがあると思ったからです。
また両親や公的機関の協力や連携もできていたので距離を取っていました。
二つ目は、私は介護者(父母)の介護者だからです。
表現を変えると介護者(父母)のサポート役に回っていました。
介護者の状況や介護方法、介護疲れないか、メンタルケアなど、父母が心身元気に
祖母の介護ができるように見守りや助言をする役回りになっていました。
そして介護者(父母)の状態を見極め、限界と判断すれば私が前面に出て関わり
サポートするという意向でした。
<家族の介護役割分担>
主:長男夫婦(金銭管理/生活支援/介護者窓口)
副:次男夫婦(生活支援)
孫①:時々面会行く
孫②:介護者のサポート
※私は孫②の役割。
私は今までいろいろな家族介護の現場を見てきましたが、
介護者のメンタルケア、サポートが大切であると思います。
介護者だけでは共倒れになる可能性は高いです。
介護者が元気だからこそ介護ができるのです。
現在介護に関わっている人、これから関わる人、介護者のサポートもお忘れなく!
↓↓↓
介護者のサポーター役でお困りであれば、
関係機関(ケアマネ/地域包括支援センター/介護サービス事業所)
そして「クルウプランニング」がいます。
<架け橋がミッション>
介護に対する不安や悩みはご相談ください、些細な疑問でもかまいません。
元ケアマネジャーの私にご相談いただければ、経験や持論を含め情報提供をします。
関係機関への初回相談、サービス業者の選び方も助言致します。
ご希望であれば台本(マニュアル)を作成します。
現在介護サービスをご利用の人は、今の介護担当者以外の意見を
聞いてみたいなどの‘‘セカンドオピニオン‘‘としてもご活用いただけます。
詳しくはホームページをご参照ください。
クルウプランニング | Osaka |ハピブログ | コーチング|介護相談| (happicrew.com)
(初回相談30分無料)